2008年4月16日水曜日

肥満防止には1時間長く寝ること

フランスの研究で、いつもより1時間長く寝ることが肥満防止につながるかもしれないことが明らかになりました。また、睡眠不足の場合、どうしても太りやすくなってしまうとのこと。

夜更かししがちで太り気味な人は、生活スタイルを改める必要があるかもしれません。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2375648/2812369

この記事によると、フランスの国立衛生医学研究所の研究で、睡眠不足と過体重または肥満の関連性が指摘されたそうです。

これは睡眠とホルモンに関連があることを受けてのことで、1日4時間の睡眠を2日繰り返した睡眠不足状態の場合、食欲を抑制するホルモンである「レプチン」が18%減少する一方で、食欲を増進させるホルモン「グレリン」が28%増加するとのこと。

これにより睡眠不足によって空腹感が23~24%増えるため、1日に食べる量が350~500キロカロリー分増えた結果、座っていることが多い若い世代の成人の体重を大幅に増やす原因になるとしています。

なお、アメリカの大学における研究でも、睡眠時間が少ない子どもが過体重または肥満になる確率は、十分睡眠を取っている子どもと比較して92%高くなることが明らかになったそうです。

ちなみに気になる理想的な睡眠時間ですが、5歳未満は11時間以上、5歳以上10歳未満は10時間以上、10歳以上は9時間以上とのこと。なかなか難しい気がしますね…。

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