2003年12月22日月曜日

焼き鳥

地元に美味しい焼き鳥屋と言うか飲み屋さんがあるんです。まあ、味はそこら辺の居酒屋と同じなんですが(チェーン店除く)、とにかく雰囲気が庶民ちっくでいいのです。

特に、今日のような冬風が強い日は、仕事帰りこういうとこで焼鳥やモツ煮込み、はたまた寒ブリの刺身とかで一杯ひっかけたいもんです。

よし、どうせ明日は休日だ!一杯飲んでいこう!






あいよーいらっしゃいませー!お一人様ですかー?こちらへどうぞ。へい、何にいたしましょう?

とりあえず、ハツとボンボチを塩で・・・

(ここで店主の目がキラーンと光)
ハツとボンボチを塩ですか・・・酒の方は如何いたしやしょうか?

そうだな、熱燗を一本・・・

へい!

※焼き鳥と酒が出される

ん、この味は、さては・・・比内だな、それも北秋田の方の・・・そして塩は海の味が通常より濃く、そしてまろやか・・・主、これは佐伯塩だな?

(む、この客人できる!)

酒の方は・・・ほほう、珍しい。景浦安武をここで飲めるとは。しかも温度は人肌。あっぱれ。

(店主の額から汗)
ぬ、客人、やりますな。さては相当名の通る食通と見やした。

ふ、そんなことはないさ・・・そこらへんの単なるゴロツキよ・・・

・・・いえ、おみそれいたしやした。






そう妄想しながら店をみつめてたら、店員に「お一人様ですかー?」ってきかれました。「い、いえ!ち、違います」と言い放ち早足で逃げてきました。そして一人でスピリッツを読みながら近所のラーメンを食べました。ほんのり敗北感の味がしました。

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